経営＆ファイナンス用語集

＜本業での模倣＞
△　国内の同業の真似　　（競合も同じことを考えておりあまり差がつかない）
◯　国内の異業種の真似　（異業種から自社が学ぶべき例を見つけるのは難易度がやや高い）
◎　海外の同業の真似　　（海外の同業から学ぶべきことを見つけるのは比較的容易だが、海外情報に精通する必要あり）
◎　海外の異業種の真似　（海外の異業種から学ぶのは海外情報へのかなりの精通も必要で難易度はとても高い）

＜新規事業・新商品での模倣＞
◯　国内で流行っている商品やビジネスモデル導入（模倣してもいいが初期に模倣したほうがいい、後期に模倣すると飽和で損失）　
◎　海外で流行っている商品やビジネスモデル導入（競合が模倣してないので最初期に参入できるが、日本で当たらない場合も）

＜コメント＞
・藤田田はアメリカのCMを集めたものを定期的に送ってもらって新しい商売、新しい商品をチェックしていた。
・孫正義はアメリカで流行るものは日本でも流行るとしてアメリカの流行を持ち込む「タイムマシン経営」を主張していた時期がある。
・昔は海外の学問を翻訳し、その分野の（輸入）学問の第一人者として振る舞うことも出来た。
・知識やビジネスモデルの「貿易」と考えることもできる。


＜模倣本＞
『模倣の経営学』
『コピーキャット』
『創造的模倣戦略―先発ブランドを超えた後発者たち』
『模倣の経営学 実践プログラム版』